
映画で英語を話せるようになろうと思って、勉強してるんだけど、話せるようにならないの……。
話せるようになる方法を教えてくれないかな?



そんな悩みを解決するね。
今回の記事のポイント
- 英会話初心者が映画を使って英語が話せるようになりたい場合は、以下の3つを組み合わせること
- 映画
- 同じ映画の洋書
- 同じ映画の日本語訳をされた本(翻訳本)
- 洋書の中から、会話で使えるようになりたい英語フレーズを練習すること
- 英会話初心者にとって、映画を使った勉強方法は気分転換で少しだけやるほうがいい
映画を使って英語が話せるようになる勉強方法って、楽しみながらできるので魅力的ですよね。
僕も実際に映画を見ながらやってみると、英会話力がついていると感じなかったし、続かないんです……。
そんな映画を使っての英語の勉強に挫折した僕が、英会話力をつけながら続けることができる「映画・洋書・和訳された本」を使ったやり方を考えました。
この記事を書いている人


映画と洋書と翻訳本を組み合わせた勉強をする前に、知っておいてほしい考え方4


【考え方1】英会話初心者はちょっとずつ気分転換がてらにする勉強方法
英会話初心者はまず「会話で使う可能性の高い英語」を集中的に勉強したほうが、話せるようになるのが早いです。
映画や洋書は難しい英語が多いですし、会話で使いやすい簡単な英語を見つける作業があります。
なので「会話で使う可能性の高い英語」の勉強に少し疲れたなと思ったときに、洋書から会話で使えるような英語を1つ使えるようにする方がいいです。
【考え方2】映画2回以上見るときは、部分的に時間を決めて見ること
- 練習して使えるようになった英語を聞き取れるか確認する
- 使えるようになりたい英語を1つ見つける
など、映画を繰り返し見るときに条件を決めておかないと、ずっと見てしまうこともあります。
【考え方3】英語が苦手な人が分かる簡単な英語を使えるようにすること 名言とかスラングとかは分からないよ
英会話初心者の段階では、映画や洋書からは、英語が苦手な人にも伝わりやすい英語を話せるようにしましょう。
名言やスラングは難しすぎます。
お互いに会話するという意識を持つのが大切。
難しいこと言えるぜって実力を証明する会話では、相手がしんどくなる。
【考え方4】洋書を全部読めるようになろうとしないこと
映画を見て、内容を知っているので、全部読めるようになろうとしなくても大丈夫。
大事なのは、洋書から会話で使えるような英語を見つけ、話せるようになること。
映画だけで英語を学ぶデメリット4


- 動画配信サービスを利用するなら、勉強の邪魔をする誘惑が多い
- 結局勉強せずに映画を楽しんでしまう
- 他の映画も見たくなる
- 満足して休んでしまう
1 動画配信サービスを利用するなら、勉強の邪魔をする誘惑が多い
PCやスマホで動画配信サービスを利用すると、インターネットしやすいです。
同じ映画で英語を学ぶ場合、内容も知っているので、ついネット検索しながら映画を見てしまいそうになります。
そのままインターネットで情報収集始めると、映画を使った英語学習に集中できなくなります。
2 結局勉強せずに映画を楽しんでしまう
アクション映画だと、迫力のあるシーンが多くて勉強しなくなった経験があります。
3 他の映画も見たくなる
動画配信サービスを利用していると、関連の映画も表示され(こっちも見ちゃおう。)って感じで見てしまうことも…。
(会話で使える英語表現がないかチェックしながら見よう)って考えで映画を見たものの、結局、英会話の勉強を忘れて夢中になって楽しんでしまうことも…。
4 満足して休んでしまう
好きな映画は部分的に見ても楽しめます。
(やっぱ良いなぁ。面白かったなぁ~。今日はもうゆっくりしよう~。)のような考え方が浮かび、休んでしまう場合も……。
映画だけで英語を学ぶメリット3


- 俳優さんの発音を参考にできる
- 楽しみながら英会話力がつく
- 気分転換になる
1 俳優さんの発音を参考にできる
映画だと発音と抑揚を真似できますね。
2 楽しみながら英会話力がつく
今日はこの映画から、会話で使えるような英語を1つは見つけて練習する。って決めて勉強できるなら、楽しみながら英会話力がついています。
3 気分転換になる
笑える映画を使って勉強するなら気持ちが明るくなります。
主人公が頑張ってる映画だとやる気ももらえますね。
映画と洋書と翻訳本を組み合わせた勉強のデメリット5


- 映画と同じ洋書と翻訳本を見つけないといけない
- 映画と同じ洋書と翻訳本がないこともある
- お金が少しかかる
- 映画と洋書では、使われている英語が違う可能性もある
- 翻訳本の訳の仕方が少し違う可能性もあるかもしれない
1 映画と同じ洋書と翻訳本を見つけないといけない
探すのに時間がかかることもありますね。
2 映画と同じ洋書と翻訳本がないこともある
映画と同じ洋書と翻訳本があるのか先に確認しておくことで対処。
3 お金が少しかかる
映画のDVD、洋書と翻訳本を買うなら3500円~7000円くらいはかかるかと。
新作映画だったり、新品の洋書や翻訳本だと高くなりますね。
少し前の映画だったら1000円以内のものもあり、本も中古で購入すれば安い。
動画配信サービスで何年も毎月お金を払い続けるよりかは安くすむ。
4 映画と洋書では、使われている英語が違う可能性もある
洋書から映画になった作品で、映画のみで使われている英語も出てくるかと。
これは僕が見ている映画と洋書で検証してみます。(準備中)
5 翻訳本の訳の仕方が少し違う可能性もあるかもしれない
この記事の中の「当ブログ運営者使っている映画と洋書と翻訳本」の項目で解説している本は、訳がほぼ同じで読みやすいです。
映画と洋書と翻訳本を組み合わせた勉強のメリット4


- 映画以上に主人公の気持ちが分かる
- 同じ映画の洋書が読みやすくなる
- 洋書を読めている気分になれる【自分に酔える】
- 映画の英語が聞き取れるようになっていく
1 映画以上に主人公の気持ちが分かる
映画では、主人公がどんな気持ちなのかを言葉で説明されていない部分を、洋書で読むことができます。
(映画でのあのシーンで主人公はこんな気持だったんだな。)
映画を見返したときにさらに楽しくもなります。
2 同じ映画の洋書が読みやすくなる
1回を見て、内容を知っているので洋書がすごく読みやすくなります。
3 洋書を読めている気分になれる【自分に酔える】
映画を見て内容を知っているので、洋書で分からない単語があったとしても、なんとなく読めたりするんですよね。
意味が気になったら、翻訳本ですぐに理解できますし、会話で使いたいなと思う部分は英語ノートにメモをする。
読み込めば読み込むほど、洋書を読んでいる気分が増していきます。
4 映画の英語が聞き取れるようになっていく
洋書から会話で使えるような英語をノートに書き写して練習。
書き写した英語が増えてきたときに、映画を見返すと、英語だけで聞いても分かる部分が出てくるようにもなります。
【初心者向け】映画と洋書を組み合わせた勉強方法【英語が会話で使えるようになる】


【STEP1】あなたが会話で使う可能性の高いジャンルの映画を選び、洋書と和訳された本があるのか調べる
- 旅行
- 仕事
- 恋愛
あなたが会話で使う可能性の高いジャンルを選ぶことで、勉強が続きやすくなります。
見たことがある映画から選ぶと早く決めれますね。
※洋書は「選んだ映画の名前 英語 タイトル名」と検索をかけて、英語のタイトルが出てきたら洋書があるのかお探しください。
会話で使う可能性の高いジャンルが分からないなら「英会話学習の終わりを設定するメリット6と書き出した例」を参考にして見つけてください。
【STEP2】洋書や翻訳本を読みやすくするために、映画を1回見る
DVDや動画配信サービスAmazon primeの初回無料体験を使い、映画を1回見て、洋書や翻訳本を読みやすくします。
見たことがある映画でも、もう1回見直しましょう。
洋書と翻訳本があるので、このタイミングで英語を話すための勉強はいらないです。
【STEP4】洋書の好きな部分を読み、会話で使いたい英語の文章をノートに書き写す
- 洋書から会話で使いたいと思った英語を見つける
- 好きなChapter(章)を読むのもOK
- 【STEP7】で英語のみで映画を見るときに役に立つ
- 前から順番に読むのもOK
- 好きな場所から読むのもOK
- 好きなChapter(章)を読むのもOK
- 意味がわからないなら翻訳本で英語の意味を調べる
- 英語ノートの左に日本語とページ数、右に英語とページ数を書き写す
映画を見て内容を知っているので、洋書は前から順番に読まなくても大丈夫。
好きな場所を開いて読み、会話で使えるような表現を見つける楽しみもあります。
【STEP5】書き写した英語を音読をする
STEP4で書き写した日本語だけを見て、英語を音読します。
日本語を見て、ぱっと英語が口に出てくるようになるまで、音読を続けます。
具体的な音読の練習方法。
【STEP6】STEP4~5を繰り返す
STEP4~5を繰り返しながら、会話で使える英語表現を増やしていきましょう。
【STEP7】英語のみで映画を見てみる
音読して練習した英語が増えてきたなぁと思ったら、英語のみで映画を見直してみましょう。
【STEP1】で書いた好きなChapter(章)で洋書を読み、英語を書き写して練習し、映画でも同じ章を見たら英語のみでも聞き取りやすくなってる可能性が高くなります。
当ブログ運営者が使っている映画と洋書と翻訳本
映画:わたしに会うまでの1600キロ(DVD)


洋書:WIld: A Journey from Lost to Found


翻訳本:わたしに会うまでの1600キロ 単行本(ソフトカバー)
僕がわたしに会うまでの1600キロを選んだ理由
- 旅で使える英会話表現を増やしたいから
- 世界20カ国旅をしたことがあって、いろいろと共感できるから
- 考えさせられる名言があるから
- 旅した気分になれるから
- この映画が好きだから
映画と洋書と翻訳本を組み合わせた勉強で英語が話せるようになるには、スピーキングの練習が必要


英語が話せるようになるには、なぜ話せるようになりたいのかを理解し、どこまで勉強するのかのゴールを設定すること。
そして、話したい英語を調べる勉強と、音読して話す練習と実践が必要。
それらの方法を「英語のスピーキング練習方法を7STEPで解説【効果を感じやすいので続く】」でまとめているので、英語が話せるようになりたい人は読んでみてくださいね。
読むと今回の映画、洋書、翻訳本を組み合わせた勉強の効果も大きくなります。