
英単語を覚えても実際の会話で使えなくてさ……。
使えるようになる英単語の勉強方法を教えてくれないかな?
今回の記事のポイント
- 覚えた英単語を会話で使えるようになりたい人向けの勉強方法
- 100語の英単語を覚えるより、1語を使えるようにするのを積み重ねること
- 音読し、組み合わせ、入れ替えて、使える英単語を増やす
※たくさん英単語を覚える勉強方法ではないので、試験対策には向いていない記事です。
今回の記事では、
英単語を覚えるだけで、実際の会話で使えるようにならなかったのを乗り越えた僕が、どのように英単語の勉強をしたら使えるようになるのかを解説。
外国人と話すときにすっごく緊張してしまう英会話初心者さんも、実際の会話で使えるようになる英単語の勉強方法です。
この記事を書いている人


会話で使えるようになる英単語の勉強をする前に、知っておいてほしい考え方


100語の英単語を覚えるよりも、1語を使えるようにする
- 話す可能性の高い英単語を1語を覚えて、使えるようにする
- 例 Helloのような英単語
- 実際に話せたら「伝わったという経験」を得られる
- 別の1語を覚えて使えるようにするのを繰り返す
英会話を初めたばかりの頃は、何も話さないより、1語をたくさん話す方が英会話力もついていく。
話すことを意識しながら英単語を覚えていきましょう。
日本語を1語で話すことから始めたことを思い出す
僕たちが子供だった頃、日本語も「お母さん」「お父さん」などの1語で話せるようになっていったのと同じように。
1語の英単語で話すことから始めると、英語が話せるようになっていきます。
1語の英単語で話せないのに、5語~10語で話そうとすると言葉で出てこない。



1語の英単語を使えるようにしていこう。
1語の英単語を覚えて使えるようにするときの注意点
日常会話でよく使う1語の英単語を覚えて使えるようにすることです。
難しい英単語は通訳などの英語の専門職をしている人が勉強しているジャンルなので、初心者の段階では、覚えたり使えるようにする必要はない。
日本語で会話するときも、難しい言葉を使われたら困りますよね?
簡単でいいんです。
1語の英単語で話せるメリット5【短めの言葉で話すのは恥ずかしいことじゃない】
僕は英語をまだまだ話せない段階で、外国人や英語を話せる日本人に、ペラペラ話されて困ったことが何度も何度もあります。
「ごめんなさい。分からないです。ゆっくり話してくれませんか?」
そう伝えてもゆっくりにならず、ペラペラ話されてぼーっと聞いてる状態…
(こちらが会話についていけなくて、困ってるのを楽しんでるのかな?)と感じたことから、1語の英単語で話す良さに気づいたんです。
1語の英単語で話しても、お互いに会話を楽しめます。
1語の英単語で話せるということは重要で、恥ずかしいことじゃない。
英会話学習で恥ずかしいことは、手が震えるほどの緊張をしながらでも、頑張って1語の英単語で話している人を馬鹿にし、自信を奪うこと。



大事なのはお互いに会話をすること。
1語の英単語で話すメリット
- 黙っているよりもいい
- 1語なら頑張って話してみようと思える
- 勉強と練習のやる気にもつながる
- 英会話が苦手な外国人とも話が続く
- 英会話が苦手な外国人とも仲良くなりやすい
- 分かりやすく英単語で話してくれているという思いやりを感じてもらえる
メリット1 黙っているよりもいい
黙っていると「発音がまだまだで伝わらない恥ずかしさ・悔しさ」を経験することがありません。
だけど、会話で使えるようにもなりません。
1語の英単語でも話すのを繰り返すから、英会話力がついていく。
メリット2 1語なら頑張って使ってみようと思える
英文法とか、長くてかっこいい英語の構文とか使おうとするから英語を話しにくくなるんです。
1語なら、英文法の間違えることもないし、緊張していても頑張って使ってみようと思えます。
メリット3 勉強と練習のやる気にもつながる
僕が1語の英単語で話していたとき(伝わった)と思えて嬉しかったです。
(もっと話せるようになったらもっと嬉しい)。と思えて勉強と練習のやる気が倍増しました。
メリット4 英会話が苦手な外国人とも話が続く
1語で話すと、英会話が苦手で話せない外国人とコミュニケーションをとりやすいです。
メリット5 英会話が苦手な外国人とも仲良くなりやすい
(この人、英語が話せないことを分かってくれていて、簡単な英語で話してくれてるんだな。)
思いやりを感じ取ってもらえて、仲良くなりやすいです。
1語の英単語でも会話になることを証明する例



上の項目でさ、1語の英単語でも話せるメリットは分かったけど、本当に伝わるの?



英単語1語でも伝わる例をいくつか載せるよ。
1語の英単語のみで自己紹介した例
- Takuya
- Japanese
- Osaka
- 34
- Movie



上から名前・どこの国の人か・どこに住んでいるのか・年齢・趣味。
1語の英単語のみで体調不良を伝えるときの例
冷房に関して伝えたいとき
- Cold(さむい)
- Up(あげて)
暖房に関して伝えたいとき
- Hot(あつい)
- Down(さげて)
体が痛いとき
- 痛い体の部分を指さしてPain(痛い)
- 英単語1語に、指をさすジェスチャーを加えると意味が伝わりやすい



1語の英単語でも伝わることが分かってくれたかな?
英会話初心者は、上記のように会話することで使えるようになっていく。
英会話表現集などの本は、言えるようになりたい表現が長いし、初心者向けじゃない。
別の簡単な英単語・英語表現を足して3~5語で使えるようにする
1語で話すことに慣れてきて、外国人と話すときの緊張がマシになってきた段階で、3~5語で使えるように勉強と練習をします。
1語の英単語に、別の英単語や英会話表現を足すと覚えやすく、英会話力の向上を感じやすい。
別の簡単な英単語・英語表現を足して3~5語で使えるようにした例
- Takuya
- I am Takuya.
- Japanese
- I am Japanese.
- Osaka
- I live Osaka.
- 34
- I am 34 years old.
- Movie
- I like Movie.
上記のように、



3~5語で話せるようになると嬉しいよ。
会話で使えるようになる英単語の勉強方法【10STEPで解説】


- 【STEP1】使う可能性の高い英単語を1語決めて紙に書く
- 【STEP2】使う可能性の高い英単語をどんな状況で使っているのか紙に書く
- 【STEP3】使う可能性の高い英単語を音読して使えるようにする
- グーグル翻訳で音声入力しながら、音読をする
- 音声入力10回中8回~10回、正しく単語が入力されたらとりあえずOK
- 【STEP4】STEP2で書き出した英単語を、実際に話しているのをイメージをしながら、音読をする
- 【STEP5】家の中で、1歩歩くごとに練習した単語を音読する
- 【STEP6】STEP1と2で書いた英単語をちょっとした時間に読み返す
- 音読可能なら音読をする
- 【STEP7】布団に入って、寝るまでに話している状況をイメージしながら寝る
- 【STEP8】使う可能性の高い英単語を組み合わせてSTEP1~7をする
- 【STEP9】使う可能性の高い英単語を入れ替えてSTEP1~7をする
- 【STEP10】組み合わせ、入れ替えれる英単語がなくなったら、新しい英単語でSTEP1~9をやっていく
【STEP1】使う可能性の高い英単語を1語決めて紙に書く
実際に使う可能性の高い英単語を1語決めて、ノートや手帳に書き出します。
紙に書き出す理由は、スマホやパソコンなどのブルーライトによる目の疲れを減らすため。
目が疲れると、勉強のやる気や集中力がなくなった経験から、当ブログ運営者は紙に英単語を書き出すことをおすすめしています。
紙に書き出す単語の例
Hello.
【STEP2】書き出した英単語をどんな状況で使っているのか紙に書く
STEP1で書き出した英単語をどんな状況で使っているのかを考えて、紙に書き出します。
実際に書き出した状況になったとき、言葉に出やすくなる効果があります。
どんな状況で使っているのかを書き出した例
STEP1で書き出した英単語
Hello.(STEP1で書き出した英単語)
今回のSTEP2で書き出す部分
どんな状況でHelloを使うか
- お昼に友達と会ったときに使う
- お昼に初めて会ったときに使う
- イベントで初めて会う人に使う
- 初めましてとセットで使う
【STEP3】書き出した英単語を音読して録音する
今回の記事の例では、Helloを音読して練習します。
音読をする際、
- グーグル翻訳で音声入力しながら、音読をする
- 音声入力10回中8回~10回、正しく単語が入力されたらとりあえずOK
- 正しく音声入力されたところで再び音読をして録音。
上記の3つをしながら音読してください。
録音はあなた自身で発音を確認するのと、復習するときに役に立ちます。
音読の詳しいやり方を知りたい人へ
今回の記事の最後に載せているスピーキングの練習方法にて音読のやり方を詳しく解説。
今回の記事の英単語の勉強方法に全て目を通しておいてください。
【STEP4】STEP2で書き出した英単語を、実際に話しているのをイメージをしながら、音読をする
STEP2で書き出した英単語を、実際に話しているイメージしながら音読
どんな状況でHelloを使うか
- お昼に友達と会ったときに使う
- お昼に会ったときに使う
- イベントで初めて会う人に使う
- こんにちは、初めましてとセットで使う
イメージトレーニングですね。
【STEP5】家の中で、1歩進むごとに書き出した単語を音読する
1歩進んでHello.さらに1歩進んでHelloを繰り返す。
記憶に残りやすいですよ。
洗濯物を干したり、たたんだりしているときも音読するのもいいですよ。
【STEP6】STEP1と2で書いた英単語をちょっとした時間に読み返す
- 電車内で読み返す
- 美容室などの待ち時間に読み返す
- レストランで注文した食べ物がくるまで読み返す
ちょっとした時間に読み返すことで記憶に定着します。
小さい声で音読できるならしたほうがいいですね。
【STEP7】布団に入って寝るまでに、話している状況をイメージしながら寝る
布団に入って寝るまでに、
STEP2で書き出した状況をイメージしながら音読
どんな状況でHelloを使うか
- お昼に友達と会ったときに使う
- お昼に会ったときに使う
- イベントで初めて会う人に使う
- こんにちは、初めましてとセットで使う
寝るまでに不安なこと、嫌なことを考えにくくもなります。
【STEP8】使う可能性の高い英単語を組み合わせてSTEP1~7をする
会話で使う可能性の高い英単語を組み合わせると、覚えやすく、効率よく話せるようになってきます。
例えば、
- Hello.
- こんにちは。
- Nice to meet you.
- はじめまして。
上記の2つを組み合わせると「Hello. Nice to meet you.」
「Hello. Nice to meet you.」をSTEP1~STEP7のやり方で勉強と練習をし、話せるようになっていきましょう。
【STEP9】使う可能性の高い英単語を入れ替えてSTEP1~7をする
Hello. Nice to meet youのHelloの部分をHiに入れ替えて「Hi. Nice to meet you」にする。
Hi, Nice to meet youは、Hello Nice to meet youよりもパーティーやイベントなどで楽しい雰囲気で初対面の人と会ったときに使える。
【STEP10】新しい英単語でSTEP1~9を勉強するタイミング
話す可能性の高い英単語の組み合わせや、入れ替えが思いつかなくなったら、新しい英単語の勉強を開始。
新しい単語でSTEP1~9をやっていきましょう。
会話で使う可能性の高い英単語、組み合わせ、入れ替えの例を参考にしたい人へ


どんな英単語が実際に使う可能性が高いのか調べるのって時間がかかりますよね。
なので、
当ブログの「英会話表現集 準備中の記事(カテゴリ)」で、話す可能性の高い英単語、組み合わせ、入れ替えの例を書いていくので参考にしてください。
英単語の勉強効果を高めるために、スピーキングの練習方法を知って、やってみよう


次は以下の記事を読むと、英単語の勉強効果がさらに高くなります。